• 株式会社エクセレンシブ

ホームページ制作依頼の際にご検討していただきたいこと
(発注者:ホームページ制作を依頼する側、受注者:ホームページを制作する側の両方の目線を考えて)

はじめに

ホームページを制作する場合に検討していただきたいことを書き連ねていきます。

長文になりますが、分かりやすくするために細かく書くことを心掛けます。

より魅力あるホームページ制作の道しるべとなればと思っております。


ホームページの構想をご検討願います

例えば、名前の知られている企業や有名な商品であれば、その名称から検索されてホームページを見てもらえます。

しかし、その存在すら知られていないならば、ホームページを公開しても、見てもらえる可能性は極めて低い、見てもらえる可能性は無いに等しいと考えて、どのようなホームページに作り込むかを検討することが重要なポイントになります。

そして、ホームページを閲覧するユーザー目線で、ホームページをどのように表現すると良さそうかについて検討してみてください。


新規制作の場合

ホームページ新規制作の場合は、ホームページアクセスがゼロからのスタートになりますので、アクセス数が上がる作り込みを行うことが必須になります。

ホームページ制作自体が模索から始まることになりますので、同業他社のホームページを見たり、他業種のホームページを見て、自社に相応しいと感じるホームページの目測を立てておくのも方法です。

最初(アクセス数が少ない状況で)は、敢えてターゲットユーザーを設定しないのも方法です。ターゲットユーザーの絞り込みを行わない方が、アクセス状況を見ながら、相応しいターゲットユーザーを知ることができます。


リニューアルの場合

ホームページリニューアルの場合は、現状把握と課題を見つけ出しておくことが大切です。

1.ターゲットユーザーの確認

自社のビジネスにおいて、主流となるターゲット層を確認します(業種、地域など)。 現在主流ではなくても、今後ターゲットになる相手方も検討しておきます。 B to B、B to C なども考慮しておきます。

そのためにも、まずはアクセス解析等により現状を分析しておくことをおすすめします。

2.アクセス解析

例えば、Google Analytics によりアクセス傾向の現状を分析します。 ホームページから集客ができているターゲット層を推測し、そのターゲット層がアクセスする傾向の目測を立てます。

また、現状ではターゲットにしたくてもアクセス数が少ない相手方に対してアクセス増を見込める方策を検討します。PC、タブレット端末、スマートフォンのアクセス比率も把握しておくことをおすすめします。

そして、リニューアル前後でアクセスがどのように変化したかを把握し、更にアクセス増を見込む工夫を施して作り込み続けるのがよろしいかと思います。

既にアクセス数が多い場合は、アクセス数を下げないリニューアルが必要になります。この場合は、既存の文書構成を大きく変える冒険をするよりも、少しづつ手を加えて改善効果を確認しながらリニューアルする方が効果的なリニューアルになります。

アクセス数が少ない場合は、原因を考えて、アクセス改善される方策を講じることになります。


どちらの場合でも

ホームページは、24 時間 365 日休むことなく働き続けてくれる営業マンです。

この営業マンが、いかに優秀な営業活動をするかは、ホームページの作り込み次第です。

作って終わりではなく、アクセス状況を把握し、改善策を講じて、立派な営業マンにしてください。

ホームページは、自社が展開していることを必要とするユーザーからのアクセスを増やすことが必要です。

そのためにもカット&トライを繰り返して、より充実したホームページを展開することが大切です。

アクセスが多くても閲覧だけで終わってしまうことなく、お問合せ、ご注文をいただくところまで作り込むことができて、ホームページ制作が成功になります。


その他には、同業他社のホームページを見て、どのようなところが良さそうに見えたか、独自性のある部分などを調べます。売れている、人気がある同業他社を数社見てください。同業他社の強みや独自性、魅力的に感じることを徹底的に検討してください。また、文章の作り込み(キーワード、文節単位でも)を徹底的に収集してください。次に他業種のホームページを調べます。これは、最近の流行や他社の傾向を見て、お客様を獲得できそうな何かがあるかを調べます。


コンテンツの更新頻度など運営体制を確認しておくことも必要です。例えば、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)によりコンテンツ更新を素早く簡単に行えるようにする。更新頻度は、多くないので、その都度、コンテンツ更新を依頼する。などのように運営面での課題があるかを把握しておくと、それに応じたホームページ構成も決まってくることでしょう。

ブログ、メルマガ、LP(ランディングページ)などの導入についても検討をおすすめします。




1.スマートフォン対応したホームページをお薦めいたします

あなたは、ホームページをご覧になるのに、スマートフォン、タブレット端末、PCどのような機器をお使いになっていますか。


スマートフォンは、常に携帯し、いつでもどこでも取り出してホームページを閲覧することができるため、何かを簡単に調べる時などは、スマートフォンを利用しがちのことと思います。


PCサイトのホームページをスマートフォンで閲覧すると、文字が小さいため、ページ全体を拡大して文字を大きくすると、今度は横方向にもスクロールさせなければ、文章を読めなかったりします。


このように、閲覧が不便なホームページは、本文の内容を見る前に操作性の不便さ故、離脱され兼ねません。


ホームページをご覧になる方々に見やすさや使いやすさをご提供するためにも、スマートフォンに対応したホームページ制作は考慮したい部分です。


スマートフォン対応するためには、

(1)スマートフォン対応のページをそれぞれ個別に制作し、スマートフォンでアクセスしてきたら、スマートフォン対応ページにジャンプさせる
(2)レスポンシブウェブデザインで、横幅に応じて同一ページの表示(文字の大きさ、文字や画像の配置)を変える

などの方法があります。


(1)の場合は、PC専用ページとスマートフォン専用ページを制作することになります。すなわち同一内容ページを複数持つことになるので、ページの管理が複雑になり、ページ更新の際、更新し忘れのページができてしまったり、それぞれのページを更新するため作業量が増えてしまいます。

(2)の場合は、複数の同一ページを用意する必要がありません。一つのページに対してCSS、JavaScriptにより、スマートフォンでの表示時に画像や文字の大きさや配置を変えるだけでなく、画像や文字自体ををPCサイトと違うものに変えることもできます。


サイト運営者の立場であれば、各ページ管理の複雑さは避けたいと思いますので、レスポンシブウェブデザインの方がお薦め度が高いです。

レスポンシブウェブデザインを主体として、レスポンシブウェブデザインでは動作が重くてスマートフォン対応が困難なページのみ(1)とする方法も可能です。


PC用画面、タブレット端末用画面、スマートフォン用画面といった、3種類の画面構成を作り込むこともできます。


現在、PCサイトのみでホームページを公開されているならば、ホームページのスマートフォン対応を実現してみませんか。

2.何をどのように表現したいかの事前把握をお願いいたします

ホームページにとって重要なのは、ホームページを閲覧して下さる方々に、このホームページの表現なら、この相手方に依頼してみようと興味、信頼、安心、安全などの魅力を感じていただくことが重要です。


利用規約、プライバシーポリシー、会社概要などは、比較的一般的な書き方で事が足ります。しかしながら、利用規約やプライバシーポリシーなどがしっかりと書かれているかは、会社の評価にもつながる部分です。疎かにはできない部分です。


ホームページ制作を依頼する方は、事前に、何がセールスポイントで、どのような方をターゲットユーザーとするか、イメージカラーはどれにするかなど、何をどのように表現したいか等の検討をお願いいたします。


ホームページ制作者は、このご希望をいただければ、より正確に目的に応じたホームページ演出ができることと思います。


より良いホームページを完成させるためにも、事前にご希望をおまとめくださいませ。

3.同じものを見続けていると飽きられてしまいます

人間は飽きる生き物とも言われています。何かを見て変化が無いと、ご自身の記憶で、もう全てを見終えたと判断してしまうのかもしれません。


最新のお知らせの日付が1年以上も前のホームページ、1年間何も変化のないホームページを見た時、どのように感じますか。


以前閲覧した記憶どおりと認識した瞬間、離脱されることでしょう。


ホームページは、生き物のように時々変化を与えると、閲覧する方も興味を持ってくださると思います。


あなたは、ホームページを閲覧する際、どこを見ますか。視野に入ってくる画像は直視せずとも網膜に飛び込んできます。


例えば、今の季節を表す画像に差し替えるだけで、季節感を表現できます。


各ページの文章追加や更新は、作文だけでも時間を要すので、先ずは画像の差し替えからでも実現してみませんか。

4.お問い合わせフォームをご検討願います

ホームページを閲覧した方がコンタクトしたいと考えたら、どのような方法でコンタクトすれば良いか迷われると思います。


事前のアポイントも無く、ファーストコンタクトでお話しをお聞きするより、ご依頼内容を事前にいただく方がご希望に添えるご返答ができると思います。


そのためにもホームページ上にお問い合わせフォームを掲載して、そのフォーム上に必要事項を記入する形式をご用意すると、お問い合わせがし易くなります。


コンタクトしたい方は、ホームページ上に漠然とメールアドレスが掲載されているよりも、お問い合わせフォームがあることにより、必要事項が分かると共に入力しやすくなりますので、お問い合わせしやすくなります。


安心してコンタクトしていただくためにも、お問い合わせフォームを導入してみませんか。

5.印刷に対する配慮も必要と考えております

ホームページを印刷したい方もいらっしゃると思います。印刷時、インクの大量消費となりますので、画像ファイルは、印刷においては表示させないといった配慮も必要になるかと思います。


また、印刷される文字の大きさについても、小さくなりすぎないように配慮が可能です。一度、印刷プレビューでホームページをご覧になってください。印刷対応していないホームページが多いです。ご理解いただけると思います。


印刷対応されているホームページは、細部まで考慮された作り込みをしている証となります。


勿論、画像を印刷させたいならば、画像が印刷されるように作り込むこともできます。


印刷に対する配慮も検討してみませんか。

6.ホームページがスピーディーに表示できることは大切です

ホームページの閲覧の際、表示されるまでの時間が長かったり、動作が重くてスクロールがまともに動かない。

このようなホームページも閲覧する気持ちが失せて離脱されてしまいます。


不具合が発生して表示が遅い。それなのに改善対応もしていない。このように誤解され、信頼度も低下してしまいます。


画像ファイルは、ファイルサイズを必要以上に大きくしない、色数を減らす、ファイルの圧縮率を考慮するなどにより表示されるまでの時間を軽減できます。


もっとも表示される画像はできるだけハッキリ、綺麗に表示させたいものです。

このあたりのさじ加減は、カット&トライで、依頼者と制作者で確認を行いながら最適化すると良いでしょう。


Google LLCが提供している PageSpeed Insights(外部サイトへ接続します)でスピード計測ができ、最適化具合が分かります。


ホームページがスピーディーに表示されるかも、重要視する部分です。

7.事前にホームページの完成形をご覧ください

事前にホームページの完成形をインターネット空間上で確認していただきたいです。

例えば、PC上でインターネット空間を使用せずに、各ページを見て全く問題が無くても、スマートフォンで、インターネット空間上で確認するとボタンの位置や見え方が違っていたり、動作が重くて、閲覧が困難であることが分かる場合があります。複雑な演出をすればするほど、動作が重くなります。動作が重くなりにくいように制作するのが、制作者の腕前であり、責務でもあると考えられます。


例えば、スマートフォンでの閲覧でのみ、ご依頼の表現が困難な場合は(1)1.のスマートフォン対応ページにジャンプさせる方策を取るなどを併用するのも方法となります。


その他には、双方の考え方の相違が発生しないように、言葉の定義も確認し合うことが大切です。用語の認識違いで、Aと言ったつもりがBと解釈されていたりするので、ご注意ください。

言葉では、イメージが伝わらなかったりしますので、依頼者と制作者の意思疎通を密にしていただくことも重要です。


最終的な動作確認は、事前にインターネット空間上でご覧ください。

8.ホームページの公開は、終着点ではなくて、出発点です

ホームページが完成し、公開したら終わり、ではありません。


・新しい情報を更新することができます。
・閲覧数を計測することもできます。
・閲覧数が多いページから何が求められているかを分析することもできます。

このようにホームページから更なる改善点も見つけ出すことが可能になります。


ホームページを更に活用するためにも、ホームページ公開後に行うことも決めておきましょう。

9.ホームページリニューアルに関して

ホームページをリニューアルする方は、以下を事前に把握しておくと、より良いリニューアルができるでしょう。


(1)既存環境のそれぞれの所有者のご確認
a.コンテンツ(文章、画像、ソースコード等のファイル一式)
b.ドメイン名
c.サーバー

依頼者が所有していても制作者の著作物のため加工できない場合もありますので、加工できる、加工できない、分からない、この三択分類でもよろしいと思います。


(2)現在のアクセス状況の整理

リニューアルの目的は、改善が一つのテーマでもあります。

例えば、閲覧の多いページ、閲覧の少ないページの現状確認ができれば、何が求められているかも客観的に把握できます。

リニューアルが効果的な結果となったかについてもリニューアル前後の閲覧数から確認できることでしょう。

効果の有無を数値化するためにも現状の閲覧数は、把握しておくのがよろしいと思います。


(3)リニューアルの目的の明確化

例えば、

・スマートフォンに対応したい
・今風のデザインにしたい
・文章の追加、更新を簡単に行いたい
・閲覧数を増やしたい
・お問い合わせを増やしたい
・費用対効果のあるホームページにしたい
・コンテンツ管理システム(CMS)を導入したい
・ページをその都度追加したため整理したい
・同業他社のように見栄えを良くしたい
・サイト構造を見直したい
・新規事業を展開するのでホームページを刷新したい

など、ご依頼者様のご要望がいただければ、それに応じた制作ができます。些細なことでもお伝えいただきたい部分です。


(4)切り替えの日程

既にホームページが公開されていますので、切り替える日程を決めておく必要があります。

・新しい行事に合わせて切り替えたい
・ホームページ停止は、極力避けたい

このようにご希望があるかと思いますので、切り替え日程についても事前にお聞きしたい内容です。


ホームページリニューアルは、新鮮味をお見せする機会にもなります。

もちろん、内容によってはできる、できないがありますが、最初から無理とあきらめずにご要望は、いただきたいです。


リニューアルであっても、実質新規制作の方が現実的な場合もありますので、詳細な打ち合わせは必要とお考えいただくのがよろしいかと思います。

リニューアルの場合は、既存の資産(ドメイン、サーバー、コンテンツ等)をどのように扱うかをご検討されることからお始めになるのがよろしいかと思います。

10.ホームページ新規開設に関して

ホームページの開設には、

a.ドメイン名
b.サーバー
c.コンテンツ(ホームページの文章、画像、ソースコード等のファイル一式)

が必要になります。


a.ドメイン名は、種類によりイニシャルコスト及びランニングコストが異なります。

属性型JP(.co.jpなど)、汎用JP(.jpなど)、gTLD(.com .bizなど)いろいろあります。早い者勝ちなので、既に使用されているドメインは選べません。


b.サーバーは、ホームページの規模に応じて決定することになりますが、レンタルサーバーやクラウトサービスを用いることも視野に検討しましょう。サーバーに関してもイニシャルコスト及びランニングコストの見通しを付けておくことをお勧めします。


C.ホームページは、閲覧者様からの好感、信頼などを得られるように工夫が必要です。

ぱっと見を良くするためにはデザインも気にしておきたいところですし、マーケティング効果を期待するためには、文章の良し悪しも影響します。見た目も中身も大事です。

最もホームページの新規開設は、最初から全てが上手くいく場合は、レアケースと考えて、公開後に手を加えてより良いものにしていくのがおすすめです。


・公開希望日

ページ数や内容次第ですが、テンプレートのようにあらかじめ用意されている形のホームページでよろしければ、受注後24時間以内にホームページを完成させることはできるかもしれません。

しかし、新規制作は全てが順調に進むかどうかは、やってみないと分からないです。形が見えてくるとイメージが違うとか、もう少しこのようにして欲しいとか、より良くするためのご要望も出るかもしれません。

しっかりと計画を立てて、ホームページ公開までの日数は余裕を持っていただくのがよろしいと思います。

内容によりますが、ホームページ数、約10ページ(文章は、400字詰原稿用紙4枚程度)で、20営業日位を目安にしていただくとよろしいかと思います。手直しなどを入れるともっと時間的な余裕をご検討して公開希望日をお考えください。


特に新規開設の場合は、ホームページを公開してから、改善点が見えてくると思いますので、作ったら終わりとならないように、公開後のご予定もご検討いただくのがよろしいかと思います。


おわりに

大雑把ではありますが、ホームページ制作を依頼する側、ホームページを制作する側の両方の目線を考えて検討したいポイントを書きました。

しかし、これだけがホームページ制作過程の全てではありません。

順次、追加、更新等を行います。

ホームページの構築、更新等をお考えの方のご参考になれば幸いです。

更新状況


2018.11.27:加筆・修正、デザイン変更

2018.07.26:加筆・修正、デザイン変更

2018.06.12:加筆・修正、デザイン変更

2018.03.22:初掲載